大沢在昌さんの「ダブル・トラップ」を読み終える♪

大沢在昌さんのダブル・トラップ

大沢在昌さんの「ダブル・トラップ」(集英社文庫)を読み終えました♪

序盤のネタ振り絶妙で最後まで飽きずに読めました♪
一気に読んでしまいたい衝動を抑えながら、少しずつ読んでじっくり味わいました。



これ以降は、ネタバレなのでご注意を…


5年前に国の諜報機関から裏切り者のレッテルをはられて都落ちした加賀が、再闇社会に巻き込まれるダブル・トラップだけど、どちらかというと5年前の出来事が主軸で、物語の3/5ぐらいは5年前の話なんですよね。もうちょっと現在の話に膨らみあっても良かったかな…^^;

5年前に加賀に濡れ衣を着せた真犯人が見つかるわけだけど、加賀の大人の怒りというか、最後はあのじいさん自決しちゃうけど、組織って上が死のうがまた別の人物がそのポストに収まって結局変わらないんですよね。

上層部のあのじいさんが密かに松宮貿易の天敵となる組織を結成→組織が出来上がるのに加賀が邪魔でトラップで追放→その組織から松宮貿易にスパイを送り込んで松宮貿易が汚染→松宮が黒幕まで捕まえるために加賀を利用って流れでしょうか。

やっぱりこの物語は、加賀と諜報機関である松宮貿易社長:松宮との戦いなんですよね♪

5年の時を経て裏切り者探しに利用される加賀…今回すべての仕組んだのが松宮とは…何てしたたかな男なんでしょう。加賀と同じく裏切り者にされた牧野は結局松宮に弱みを握られてて加担したにすぎないんですよね…。

最終的に5年前の加賀の濡れ衣が晴れて再び加賀を自分の駒にしようとする松宮に反発する加賀カッコイイです。「遠くに行くことだ」「私の目にもとどかぬ、そして忘れることができるほど、遠くに行くことだ。」の松宮の最後の台詞もしびれます。

でも加賀が現在経営しているレストランに戻れなくなって海外に飛び立って物語が終わっちゃうのが少し残念…^^; 個人的にはレストランのオーナーとしてほんとの静かな暮らしに戻って欲しかった。

何気に読みながらボーン・シリーズのような光景を勝手に思い浮かべてしまいました♪
大作ではないですけど、大沢ファンなら読んで損はないかと思う作品です^^


大沢在昌さんの「ダブル・トラップ」をお買い上げ♪

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この記事へのコメント

yuntan
2009年04月18日 20:27
タイトルからなんかもっと、どんでん返しの展開を予想していたのですが…どうやら違ったようで^^;
でも書かれてる松宮の最後のセリフ…かっちょいいです♪
page
2009年04月19日 08:16
松宮の台詞カッコイイですよね♪
ストーリー自体がかなり過去の話中心だったので、ちょっと意外な展開でしたけど、買って良かったです^^

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