誉田哲也さんの「国境事変」を読み終える♪
誉田哲也さんの文庫本「国境事変」を読み終えました。(中公文庫)
北朝鮮とCIAのそれぞれの目論みで左右される、警察官 東と公安の川尻のそれぞれの人生と心の葛藤、そして警察と公安の分かり合えない立場を上手く利用した作品だと思います♪
それぞれの登場人物の思いに対して、背景の大局が国レベルの大きな事案だけに、大局側の展開が(とくに終盤)が、あっさりというか淡白に感じたのも事実です。
誉田さんの警察モノの特徴って何気に揺るぎない構造・機構は絶対的なモノで、その中でうごめく登場人物の人生や歴史ありって感じなんで、リアル主義って解釈すればいいのだろうけど、これは小説なんで最終的に大局側でオチがつく(?)感じでなんですよね…個人的に。
これ以降は、少しネタバレなのでご注意を…
日本の小説でまさか小型のスーツケースぐらいの大きさの核爆弾が日本国内に密輸されて、そして北朝鮮へって展開ってハリウッド映画みたいな展開でビックリ。双方の思惑は最後の最後でようやく分かるけど、すべての要素を最後に持って行き過ぎなような…^^; 裏々でこの件に公安もからんでいて、すべての背景が分かる訳だけど、日本って組織の壁ってあるよな~って実感です。
在日朝鮮人の英男の苦悩とかを中盤まで引っ張ってきた割には、エンディングにかけては在日朝鮮人の葛藤が全然関係なくてちょっとガッガリ…この展開だとキーマンだった英男も無駄死にな気がします…^^; っていうか、メッセージ性がない作品なんですよね…w 中盤までメッセージ性あるような展開なんでまぎらわしい気もします…ww
いや~東刑事カッコイイですよね~♪ 反公安の東と公安の川尻が遭遇するシーンってたまりません^^ 対馬の桑島刑事もいい感じだったから、もうちょっと活躍シーンあっても良かったかも。
この作品の弱点(?)はちょっと登場人物の視点が多すぎる事かな…東&川尻の視点が王道だとは思うけど、英男の視点も重要だし、公安のアカイの視点はこのストーリーの核でもあるので、視点を変えると感じ方も変わってくるんですよね~しかも最後は組織の法則(?)が発動しちゃって淡々としてるし。
個人的には中盤まで楽しめたけど、後半はう~ん…って感じの作品でした。
誉田哲也さんの「国境事変」をお買い上げ♪

この記事へのコメント
(@_@) なにげに 本 読まなくなって 早?・・・??・・・ 10年以上かも
(@_@) 雑誌 漫画 なども 読みませんので?・・
(@_@) 先入観なく? 物事を 考えられることも 多々あります・・。
(^ー^) いいのか わるいのか (@_@) わかりませんが・・・
(@_@) 本 (@_@) 10年後は? 電子化 完了 かもwウリャ!!
自分はいつもバッグの中には文庫本入ってます♪ 電車に乗ってる時とか、病院の待ち時間とかに、読むのが好きなんです。
今、本の電子化がブームですけど、紙の本が一番読みやすい気がします♪
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