誉田哲也さんの「ジウ II 警察庁特殊急襲部隊 [SAT]」を読み終える♪

誉田哲也さんのジウ II 警察庁特殊急襲部隊 SAT


誉田哲也さんの文庫本「ジウ II 警察庁特殊急襲部隊 [SAT]」の読み終えました。(中央公新社)

ジウ I 警察庁特殊犯捜査係」が表の流れだとすれば、「ジウ II 警察庁特殊急襲部隊 [SAT]」は裏の流れにあたり、表の現在の秩序の世界とダークサイドの秩序なき秩序の新世界の絡まり方をどう深く(?)味わいながら読むかでこのジウ IIへの評価が変わってきますよね。まあ完結にあたるジウIIIへの布石の意味合いも強いので、そこに不満を感じても致し方ないところ…^^;

今回は、ジウ側のダークサイドの原点(?)というべきところから現在までの布石の流れ、そして2人の主人公:門倉美咲と伊崎基子がこの大きな流れにどう関わり影響されていくのかが、メインではないでしょうか。





これ以降は、少しネタバレなのでご注意を…





上ではネタバレになっちゃうので書けませんでしたけど、今回はダークサイドの黒幕というかジウのパトロンというか、ミヤジ社長の半生と、ミヤジとジウの出会いから馴れ初めまで描いてて、一連の誘拐事件のバックボーンと、一般社会の秩序が通用しないダークサイドの要素がかなり強調されてます。でもこう辺の描写とかは、あっ…誉田作品読んでるって気にさせてくれますよね。

今回は門倉美咲より伊崎基子の比重が大きくて、基子は一見読むとジウ側のダークサイドに落ちたような感じでよね。ミヤジに雨宮崇史がミヤジ側の人間だったと知り、基子は美咲相手にジウに影響された者のように温度のない笑み…でも物語最後の彼女の笑みは、春風のように柔かなのに、いたたまれた気持ちにさせられる笑みとなってます…これってほんとにダークサイドに落ちているのかどうか意味深にも感じます…深読みし過ぎでしょうか…w まあジウ IIIを読めば解決する事です♪ でも基子の望みは、ジウとの再戦ですからね。気になったのが、あっさり雨宮がミヤジの側の人間だったって事を基子が受け入れ過ぎなような…普通なら疑うところですよね…w

ミヤジは、法曹界、経済界、中央省庁、マスメディアへ次々と自分の息のかかった人間を送りだしてますけど、ミヤジが描くシナリオとジウが行っているシナリオと2つあり、その2つの交わる所に今回、門倉美咲と伊崎基子が巻き込まれていく展開だったんだ~って気付かせてくれます。

あの謎の警察官関係者は、素直に考えると新潟に赴任してきたキャリア署長で現在の太田伸之警視監なのかな~。でも美咲と基子の相性というか関係性を知ってたので、特殊捜査班に詳しい上官なのかもしれないな~っと、この辺も早くジウ IIIを読みたくさせるところです。

基子vsジウのシーンも見所ですけど、基子が、プロレスラー崩れに宇田川舞そして木原を連続で滅しちゃうシーンは圧巻。しかも最後は、SATの一小隊が篭城爆破事件で全滅…そして再編するために新班長してSATに復帰で見えない力を感じますよね。

新世界秩序への動きだというのは今回で分かりましたけど、まだジウやミヤジの本星が何なのか明らかにされてないので、それにどう門倉美咲と伊崎基子が絡んでいくのが楽しみです♪


誉田哲也さんの「ジウ II 警察庁特殊急襲部隊 [SAT]」を読み始め♪

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